~その所でわたしは彼女に
そのぶどう畑を与え、
アコル(苦悩)の谷を
望みの門として与える。~ 
(口語訳聖書 ホセア書2章15節)

社会福祉法人ミッドナイトミッションのぞみ会 のぞみ会とは

2023年度の歩みを始めるにあたって
理事長からご挨拶

今年は桜の開花が少し早かったようですが、各地でお花見を楽しむ人々の様子が報じられています。皆様はお花見に行かれましたか。やはりこの季節日本人にとってお花見は欠かせない行事の一つだと思わされます。

さて、そのお花見と時を同じくして新しい年度の歩みが始まりました。各施設・事業所とも体制を整え、新しい歩みへと踏み出しました。この年度も主なる神の恵みと導きにより、御旨にかなった歩みができるよう心から祈る次第です。

昨年当法人は創立60周年という節目の年を迎え、5月には記念式典を開きました。61年目の新しい歩みを始めるにあたり、望みの門が今後どのような歩みをしていくべきか考えさせられています。60周年の記念行事を行うにあたって立てられた主題は「地域と共に歩む -愛と奉仕の灯を掲げて-」でした。この主題はこれ からも引き継いでいかねばなりません。

理事長写真

井本義孝相談役は「富津を福祉の町に」という壮大なビジョンを抱いて福祉の業に邁進してこられました。このビジョンと「地域と共に歩む」という主題は密接なつながりがあります。

微力な私たちには富津を福祉の町にするのは容易なことではありません。

しかし、富津の町を愛し、地域の人々に仕えていくことが富津を福祉の町にする唯一の道であり、第一歩であるからです。

そのためにも私たちは初心に帰らなければなりません。それはキリストの教えである「愛をもって仕える」 姿勢です。

丁度今年は4月2日から受難週が始まり、9日に主イエスさまの復活日であるイースターを迎えます。イエスさまは十字架の死を通して愛をもって仕える究極の姿を示して下さいました。

望みの門の働きに関わる全ての人が愛をもって仕える有り方を実現することが私たちの理想であり、また永遠の課題であります。今年度もこの目標を目指して歩みたいと願います。

どうぞ新しい年度も望みの門の働きのためにお祈りと御支援を賜りたく心よりお願い申し上げます。また、皆様の上にも主の祝福と御守りが豊かに与えられるようお祈り致します。

2023年4月
理事長 木下 宣世

ミッドナイトミッションのぞみ会は…
2023年に創立61周年を迎えた社会福祉法人です。

ミッドナイトミッションのぞみ会は2023年に創立61周年を迎えた社会福祉法人です。
戦後の混乱期にドイツ人宣教師が夜の街を回り、助けを求める女性たちを保護し生活の場を与えたことから「真夜中の宣教」という意味の「ミッドナイトミッション」が誕生しました。
その後、ドイツにある福祉の街「ベーテル」を目指し、高齢者施設や障害者施設、子どもの施設を設立してきました。
これらの福祉を取り巻く情勢は大きく変化すると言われています。
今後のぞみ会は、地域の皆さまに安心して生活していた
だくためのサービスに特に力を入れ、地域に根差したサービスを提供していきたいと考えております。

ミッドナイトミッションのぞみ会01

ミッドナイトミッションのぞみ会2
ミッドナイトミッションのぞみ会3
ミッドナイトミッションのぞみ会4

望みの門賛歌

望みの門賛歌

(1)仰ぐ空も光り輝き
遥かに浮かぶ富士の山
眺むる嬉しさ今日も又
(2)とりの声目覚めて今日も
生かさるる喜びに
ただ神に祈りて憂いなし
(3)ともに楽しく生きようと
神に愛さる我が生命
喜ぶ心どこまでも